安倍が国民批判!
安倍がTBSの報道番組「NEWS23」の消費税増税についての「街の声」=「生活は苦しくなった」に対して、「偏向している」という意味の発言をした。しかし、一世帯あたりの年間所得は、1994年が、664・2万円で、2011年が、537・2万円と大幅に下がっています。
年収100万以下=6・2%
年収200万以下=13・2%
年収300万以下=13・3%
年収400以下=13・2%と
いずれも平均値を下回っている。国民の大半は貧乏人なんです。
これが客観的な数字だ。
もう、私は10年首尾一貫して書いていますが、
小泉時代以来、「トリクル・ダウン論」はあり得ないと主張してきました。
「トリクル・ダウン論」とは、企業が儲かれば、まわりまわって庶民に富が分配されるという理論ですが、これは、高度成長期の理論であって、もはや逆立ちしても、水は下流に流れません。
むしろ水は、「負の冷や水」になって国民に降り注ぐのです。
つまり、「富の再分配」ではなく、「貧乏」の再分配ですね。
TBSも朝日新聞だって消費税増税は推進しているわけですよ。
左翼も、実は、「平等の原理」で動いていますからね。新自由主義のグローバリズムも、左翼のインターナショナリズムも、根は同じで、バングラデシュの賃金と日本の賃金が不平等なのはおかしいという考えですから、平等に「みんなで貧乏になりましょう」という考えなんです。グラフにあるように、年収100万以下が6%もあります。どんどん増えていくでしょう。
最低賃金法の撤廃案も自民党の中にあります。去年書きましたね。
時給200円時代に突入すればいいと思います。
とことん
追い詰められなけば
日本国民は解らないようです。