キングペンギン生まれたよ 南知多ビーチランド
美浜町奥田の南知多ビーチランドは、キングペンギンの赤ちゃん誕生を発表した。同ランドでのふ化は二〇〇七年以来二回目。一般公開エリアで飼育している。
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四日午前九時半にふ化を確認した。性別は今後、血液を採取してDNA鑑定で調べる。推定体重は二〇〇~二三〇グラム。現在は、親鳥がいったん食べた魚を戻して塊にして与えている。
キングペンギンは、エンペラー(皇帝)ペンギンに次ぐ大型で南極大陸近くで繁殖する。ランドは〇五年に五羽のキングペンギンを飼育していたが、病気で死んで、現在は十三歳の雄一羽。キングペンギンは群れの中で繁殖するため、静岡県下田市の下田海中水族館などから七羽を借りて繁殖に取り組んだ。七月十九日に雌が卵を抱えているのを確認、見守ってきた。
ひなは親鳥の腹部の抱卵(ほうらん)のうの中で過ごしている。二~三週間で外に出て生活する。羽は短い灰色の毛から保温機能のある茶色に生え替わった後、九カ月になると親鳥と同じ黒と白の羽へと変わる。
ビーチランドで〇七年に生まれた赤ちゃんは九日後に死んだ。担当者は「細やかに観察を続けて、問題があればすぐ対応できるようにしたい」と話している。