御嶽入山規制、19日に緩和 木曽町

友子

2015年09月18日 19:23



 木曽町は十九日午前十時から、御嶽(おんたけ)山の入山規制を火口から約一キロにある九合目の「石室山荘」まで立ち入りができるように緩和する。
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 町は七月一日、気象庁の噴火警戒レベルが「2」(火口周辺)に引き下げられたことと警戒範囲が火口から一キロ圏内への縮小を受け、火口から約二キロの女人堂まで入山できるように緩和した。今回はそれに続く緩和となる。

 町は、石室山荘などを噴火時の避難場所として使えるように修繕を進め、緊急放送のスピーカーを同山荘に二基、二の池本館に三基設置した。

 今回の緩和に合わせ、八合目の山小屋「女人堂」から三ノ池までの登山道も、八合目から約一キロ先までを通行可能にする。

 町住宅防災係の征矢徹係長は「天候不順で山小屋の整備が遅れていたが、十九日からの連休までの緩和を目指して準備を進めてきた」と話している。
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 石室山荘は、パトロール隊の待機所や登山案内所として使用し、今季は山小屋としては営業しない。