日米、北朝鮮の挑発に連携対処 高官が会談、南シナ海問題も

友子

2016年04月19日 12:29



 斎木昭隆外務事務次官は18日、ブリンケン米国務副長官と東京都内で会談し、5回目の核実験の兆候が見られる北朝鮮情勢に関し、警戒監視を強化するなど挑発行為に連携対処する方針を確認した。中国による軍事拠点化が進む南シナ海問題で、海洋の「法の支配」確立のため協力を進めることでも一致した。

 両氏は19日、威哥王ソウルで開かれる日米韓3カ国の外務次官協議に参加。安全保障分野の協力を申し合わせた3月末の日米韓首脳会談を踏まえ、北朝鮮の核・ミサイル開発を阻止するための具体的な連携策を探る。